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「介護支援ボランティアポイント制度」とは?変わったポイ活がそこにはある!
余裕っすよ!
ポイ活なら任せてかみん様!
ポイ活も良いが、ボランティアとポイ活がコラボした面白いものがあるのじゃ!
ボランティアと言えば、台風19号による大雨、浸水などの被害で長野県などでは今ボランティア活動が広まっておる。
みなさん素晴らしい!
今回、ボランティアに関連した情報をシェアしたいと思っていたところ見つけた面白い情報をシェアさせてもらうニャ!
ポイ活はご存じですか?
ポイ活とは、ポイント活動の略です。
かんたんに言えば、ポイントサイトを使ったり、お買い物などでポイントが貯まる。
貯めたポイントはお買い物に利用できたり、換金したり、電子マネーとして利用できたり使い道は様々ですがポイ活することでお得になることは間違いありません。
「介護支援ボランティアポイント制度」をご存じですか?
以前、新聞にはこんなニュースが載っていました。
長野県長野市が介護施設のボランティア活動で、換金などが可能なポイントを得られる『介護支援ボランティアポイント制度』開始を検討し始めるとのこと。
へえー、初めて聞いた!
「介護支援ボランティアポイント制度」って知らなかった!
介護支援ボランティアポイント制度ってどんな制度なの?
一般の人は初めて聞いた人がほとんどなのではないでしょうか?
また医療や介護現場で働いている看護師さん、介護士さんのみなさんも知らなかった人の方が多いのではないでしょうか?
そこで、今回は「介護支援ボランティアポイント制度」についてわかりやすく説明します!
介護支援ボランティア制度は国が推進している!
同制度は、国が推進を図っており、支え合い活動の担い手を確保する一方、高齢者らの社会参加を促し、自身の介護予防にもつなげてもらう狙い。
2018年9月27日 信濃毎日新聞 4面より
2007年、厚生労働省が認可した制度ですでに12年が経過しておる。
有償ボランティア制度ということで、介護支援ボランティアをすることでポイントがもらえるのじゃ!
ボランティアって見返りを求めずに無償で行うイメージだけど、ポイントがもらえるならと参加するきっかけになりそう!
でもポイントはどう使えるの?
介護支援ボランティア制度(かいごしえんボランティアせいど)は、厚生労働省の認可を受けた有償ボランティア制度である。2007年5月に導入が決定され、同年9月より運用が開始された。
まだまだ、浸透しているとはいえない介護支援ボランティアポイント制度ですがじつは素晴らしい制度なのではないか?これからもっと需要が増して来るのではないか?
私はこの制度に期待しています!
介護支援ボランティアポイント制度はメリットが沢山ある!
- 介護士の人手不足、マンパワー不足を助け合いの精神で補う
- ポイントがもらえるメリットがあることでボランティアを始めるきっかけとなる
- 有償(ポイント付与)にした方がボランティアを受ける高齢者が気兼ねなく介護を頼める
- ポイ活が流行しているなかで、若いボランティアの担い手が増える
- ボランティアを通して、仕事を引退した世代が社会交流するきっかけとなる
- ボランティアを通して自身の健康増進のきっかけとなる
団塊の世代全員が後期高齢者となり、介護を必要する人が増えることが確実な「2025年問題」とも言われている社会現象にどう対策を取っていくのか。
介護現場では深刻な人手不足によって、常に忙しく余裕がない状況で介護職は心身ともに疲れ切っています。
さらに給料が安い、休みが少ない、残業が多い、キツイ、汚いなど問題は山積みです。
将来、介護福祉士になりたいという学生はなかなかいない状況であり、介護福祉士の養成学校は定員割れが目立ち、学校が潰れるケースも増えてきています。
外国人労働者の受け入れやロボット化によって不足する介護職を補おうとするニュースも最近よく耳にします。
外国人労働者が介護の担い手として活躍したり、ロボットが介護を行う時代は確実に来ると思います。
しかし、もう一つ大事なことがあると私は思います!
若い世代に頼るだけではなく、元気な高齢者が介護の担い手となること。
元気な高齢者が介護福祉士やヘルパーなど有資格者として働くことも必要であると思いますし、無資格でも良いのでボランティアとして介護の手助けをすることもまた必要であると思います。
元気な高齢者が介護に積極的に貢献しなければ深刻な介護職のマンパワー不足は解決しないと私は思います。
その点で、「介護支援ボランティアポイント制度」のようにボランティアする側も介護支援を受ける側もメリットがあるこの仕組みはとても良いと思います!
「介護支援ボランティアポイント制度」長野県の取り組み
介護支援ボランティアは具体的にどんなことを行っているのでしょうか?
すでに取り組みが行われているところについて知りたいため、長野県庁に問い合わせてみました。
長野県長野市については冒頭の新聞ニュースで取り上げましたが検討段階とのことです。
長野県北佐久郡御代田町では、2012年から取り組みを開始しているとのことです。
ボランティアの内容としては、介護施設に行って利用者さんの話し相手や散歩をしたりレクリエーションを一緒に行っているとのことです。また、サロンや配食サービスなども手伝ってもらっているとのことです。
長野県北佐久郡御代田町では、この制度の目的を以下のように掲げています。
「ボランティア活動を通じた社会貢献を支援し、支え合いのまちづくりの推進。ご自身の生きがいづくり、介護予防の推進」を目的とする。
なるほどー!
では、ポイントはどんな感じで頂けるのかな?
ポイントはどう使えるのかな?
御代田町では、町内の介護保険施設での活動や、サロンや配食など町が認めるボランティア活動に対して1時間1ポイント(1ポイント=100円)を付与し、年間最大5,000円の交付金を受け取ることができるものです。
長野県と言えば、長寿で有名です。
介護支援ボランティアポイント制度においても、全国のモデルケースとなるよう期待したいところです!
まとめ
「介護支援ボランティアポイント制度」はこれから普及していく可能性を秘めている。
ボランティアと聞くだけで一歩引いてしまう人もまだまだ多いのが現状である。
しかし、今流行りのポイ活ができるというユニークな制度を通して介護支援ボランティアが広まれば介護士の人手不足、マンパワー不足を補う可能性がある。
介護支援ボランティアの担い手は誰にでもできる!
ポイ活もできる!このメリットを通して若い世代がボランティアを始めるきっかけとなる。
また、元気な高齢者が介護支援ボランティアを行うことで社会参加や自身の健康増進にもつながるため双方にメリットが生まれる!
まだまだ、介護支援ボランティアポイント制度がない地域にお住まいの方も多いでしょう!
あなたが広めることでこの制度が盛り上がる!その先駆者となる日が来るかもしれませんね(^^)/