2019年GW超大型連休明けに要注意!新入職員の五月病を防ぐコツ【元看護師長が語る】

2019年GW超大型連休明けに要注意!新入職員の五月病を防ぐコツ【元看護師長が語る】

 

2019年、平成から令和へ。

今年のゴールデンウイークは、過去最大級の超大型連休でした。

一番長い休暇の人で、4月27日(土)~5月6日(月)の10連休!

現役看護師の私からすると、じつに羨ましい!

看護師は365日交代で勤務するのでさすがに10連休とは行かないのです。

さて、いよいよ明日5月7日から仕事が始まる大半の人が思うことは何か。

「仕事行きたくねぇー!」

「仕事面倒臭いなあ!」

ほとんどの人は、10連休もしてしまうとリフレッシュというよりはそれを通り越して仕事したくないと今思っているのではないでしょうか?

さて、今回は2019年GWの最大10連休明けに特に注意しなければならないことを取り上げました!

『五月病』とは、一度は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?

なかには、新人の頃や、転職して間もない頃に五月病を経験した方もいるでしょう。

そこで、『五月病』について私自身の経験や、管理職として病棟看護師長をしていた頃の経験から予防策について取り上げました。

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク

五月病とは

五月病(ごがつびょう)とは、新人社員や大学の新入生や社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。

新しい環境に適応するのはそう簡単なことではありません。

四月に、新入社員や大学入学、もしくは転職された方などは慣れない環境のなかで、覚えることも沢山あって大変でしたよね。本当にお疲れさまです!

五月になると、無理をして頑張ってきた心身の疲れがどっと出る頃です。

身体症状や精神症状として不調を訴える人がとても多い。

 

五月病とは、誰にでも起こり得るものと言えます。

私自身も、五月病の経験があります。

それともう一つ、多くの新卒看護師が経験すると言われるリアリティー・ショックも味わいました。

 

 

 

 

 

リアリティー・ショックとは新卒看護師の職業病でもある!

リアリティー・ショックは、「現実と理想に衝撃を受けること」と定義しており、自分が頭に描いていたイメージが実際の仕事内容や人間関係など、経験していることとのギャップに、不安感や喪失感、あきらめの気持ちを感じ、ときに早期退職や離職を招く大きな要因となっています。

この引用は、一般的なリアリティー・ショックの定義となります。

そして、看護師は学生時代と現場に出て働くようになってからでは、現実と理想がかけ離れていて衝撃を受けることがとても多い代表的な職業であると言われています。

 

私自身も、看護学校の卒業の際には「私の看護観」をまとめました。

学生のときの経験を、いつまでも大切にして看護を行いたいと希望や夢を持って新卒看護師として現場に出ました。

ところがそんな理想とは裏腹に、苦い新卒看護師時代を送ることになるのです。

そんな体験を、五月病の経験とともに告白したいと思います。

スポンサーリンク

新卒看護師の恐ろしい五月病の実体験

私は看護師として、地元の赤十字病院に就職しました。

外科病棟に配属されました。

 

看護学生時代は、1人の患者さんを受け持ちじっくりと関わりが持てていました。

ところが、現場に出ると毎日受け持ちが変わり、入退院も激しく、行き届いたケアを行えるような時間はとても無い。

 

患者さんに寄り添い、患者さん中心の看護というよりは、どこか業務優先であると感じられました。

また、外科病棟とはいっても様々な疾患の患者さんが入院していました。

 

胃がん、食道がん、すい臓がん、肝臓がん、虫垂炎、前立腺がん、乳がんなどまだまだ挙げればキリがないほど疾患は多岐に渡りました。

また、手術、内視鏡、放射線治療、抗癌剤治療など治療も高度で覚えることも多く学習がとてもではありませんが追いつきませんでした。

 

そんなわけで、私は看護学生時代から、新卒看護師として現場に出て誰もが経験するであろう理想と現実とのギャップに苦しみました。

 

 

 

 

先輩看護師はというと、鬼のように怖い先輩が1人と、嫌味ばかり言う大嫌いな先輩が1人いました。

 

それでも、プリセプターや師長、主任は皆優しくそれなりに良い環境で新卒看護師として働かせていただきました。

 

 

そんななかで、私はちょうど1ヶ月が経ったGWの頃に体調を崩してしまうのです。

急性胃腸炎でした。

ストレスが原因だったのでしょうか。

自分では大丈夫なつもりでも、体は正直なものです。

やはり、無理が生じたのでしょう。

「ああ、これが五月病か。」

そう思いました。

 

せっかく休めるGWを入院してしまい、病院で過ごすことになります。

最初は全く、食べれずに下痢はひどく、また腹痛で死ぬかと思うほどの激痛に見舞われました。

 

 

 

 

 

数日間の入院を経て、なんとか回復してGW明けに仕事に復帰したときのことでした。

仕事を何日か休んでしまった、新卒看護師というものは休み明けにとても職場に行きずらいものです。

「大丈夫だった。」

「心配したよ。」

「良かった、戻ってきてくれて。」などと、先輩看護師さん達は温かい言葉をかけてくれました。

そして、鬼のように怖かった鬼ナースはこう言いました。

「体調崩すのはしょうがないけどね。必ず一言は皆にお詫びを言うんだよ。それができれば合格。」

と言って頂きました。

 

新人として、鬼ナースが温かいなかにも、ちゃんと社会人としてのマナーや礼儀を教えて頂きました。

鬼ナースはもう一言、「私が、いじめて嫌になって辞めちゃうんじゃないかと心配したよ。」とも言っていましたw

ここで学んだことは、この格言!

『先輩の温かい一言が新入社員を救う!』

時には、私の新卒看護師時代の鬼ナースのような叱咤激励する人間味のある看護師がいることもスパイシーが効いていて良いと思う。

先輩の皆さんは、ぜひ新入社員や転職して間もない社員の心身の不調による急なお休みのあとには一言温かい言葉をかけてあげましょう。

先輩からの温かい一言というのは、どんな薬よりも新入社員を元気にさせます。

 

 

 

 

 

 

看護師長としての経験から

私は、看護師長として3年半の間、2つの病棟で管理職を経験しました。

現場のプリセプターや先輩看護師は、出来が良かったり、性格上好かれるタイプの新卒看護師には温かい言葉がけできるのですが実際には、そんなによく出来た新卒看護師ばかりではありません。

 

そんななかで、新卒看護師がいない場所で批判中傷が繰り広げられることも珍しくはありませんでした。

そんななかで、看護師長の立場として思ったことがあります。

 

日々、余裕のない中で激務をこなしながら新卒看護師を育てているプリセプターや先輩看護師がつい厳しい目で見てしまいがちなことは仕方が無い部分もあるのかもしれない。

そんな日常の看護現場における、看護師長の役割は、『新卒看護師の立場になって声かけができること』であると私は思います。

私が看護師長になる前に、主任をしていた頃の病棟師長の方は、新卒看護師の愚痴を個室でよく聞いてくれていました。

そして、新卒看護師は、「師長さんだけが味方だ。」と言っていました。

本当は、その役割は看護師長本来の役割ではないのかもしれません。

それでも、新卒看護師が思いを吐き出す場面なんて最初の頃はなかなかありません。

 

人は、自分の思いを誰かに聞いてもらえることでスッキリするものです。

 

新卒看護師が、リアリティー・ショックと言われる理想と現実とのギャップで悩んでいたり、できないことやわからないことが沢山あって落ち込んでいたり、先輩との関係に悩んでいたりさまざまな悩みに対して看護師長としてどう向き合うか。

 

私の答えは、看護師長は職場の空気を読み、個性のある看護集団の中で、新卒看護師に対して育成に不足している部分についてマネジメントして、その部分を時には自ら補う姿勢も大切にして職場がチームワークよく教育していかれるように主導することであると思いました。

結局、立場はあまり関係無い!人としての温かさが新入社員を育てる

まず、新入社員は出勤すること自体が大きな仕事。

朝、起きて「仕事行くの嫌だな。」というのが本音。

それでも、嫌な気持ちに打ち勝って出勤しているのです。

 

最初の1ヶ月は休まずに来れれば、それで合格くらいの温かさが職場の雰囲気として必要なのではないでしょうか。

そして、新入社員へのねぎらいの言葉はどんどん言葉として発していくべきです。

そんな、何気ない言葉がけの1つ1つがじつは、新入社員が離職せずになんとか踏ん張れる大きな要因となります。

GW明けは、7月15日『海の日』まで祝日が無い!【提案】6月に祝日を作ろう

超大型連休の2019年のGWも終わると、なんとその後は7月15日までは『海の日』まで祝日がありません!

2019年の時点で、唯一祝日が無い月として『6月』が存在します。

新入社員にとって、土日以外の休日が無いと毎回、毎回平日の5日連続勤務となります。

新卒看護師の場合も、最初は平日日勤が中心ですので一般企業と一緒です。

新卒看護師に希望の光が射しこむようにしてあげたい!

そのためにも、6月に祝日をつくって欲しいと願っています。

 

そうはいっても、すぐには無理でしょうからぜひ看護師長さんにはお願いがあります。

せめて、6月に有給を新卒看護師にはつけてあげて下さい!

働き方改革で、有給取得が義務化されました。看護師も例外ではありません。

五月病予防、まとめ

令和を迎えるにあたり、2019年超大型連休として話題を呼んだ、GWの10連休も終わろうとしています。

行きたくないけれど、きっと新入社員は連休明けに出勤して来ます。

そんな新入社員に、一言『よく来たね。』とか『また今日からよろしくね。』とか声をかけてあげて下さい。

 

先輩の一言で、新入社員はオフモードからオンにスイッチが切り替わると思います。

 

とくに、看護師長も含めて管理職のみなさんは発言が与える影響が良くも悪くも大きいので注意しましょう。

今回はこの格言を最後に残して終わりとします。

温かい声掛け一つで、五月病は防げる。

 

 

下に掲載されている2つのブログランキングで2019年5月6日時点で1位となっています。2冠達成!
引き続きご声援よろしくお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ
にほんブログ村


看護師ランキング


スポンサーリンク

にほんブログ村 看護・ナース部門
もし良ければ応援よろしくお願い致します(^^)
にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ
にほんブログ村

看護師ランキング

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事