平成の時代に「看護師」はどんなことが変わったのか振り返ってみた

平成の時代に「看護師」はどんなことが変わったのか振り返ってみた

 

「平成」もあとわずかとなりました。

テレビでは、平成を振り返る番組が多く組まれています。

ニュースや出来事、流行したものなどさまざまな番組がやっているとつい目を通してしまいます。

 

 

さて、平成の30年間で看護師を取り巻く状況はどう変わったのか?

振り返ってみると、じつに色々なことがありました。

そして、「令和」を迎えると働き方改革の波が加速してさらに色々な変化が訪れるようになります。

今回は、「令和」を迎える前に看護師は平成の時代にどんなことが変わったのかを振り返ってみました。

 

 

 

 

 

 

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看護婦、看護士から名称変更となり「看護師」へ統一

今でも、看護婦さんというお年寄りは多いですがだいぶ浸透してきました。

20001年(平成13年)には、「保健婦助産婦看護婦法」が「保健師助産師看護師法」に改称となりました。

これを機に、男女性別を問わず「看護師」と呼ばれるようになりました。

男性看護師の増加

昭和の時代は、男性看護師が働いている姿をみるのも珍しかったですよね。

当時は、男性は看護士と呼ばれていました。

そして、働く場所も手術室や精神科病棟が大半でした。

平成に入り、「看護師」への名称変更となった背景の1つには、男性看護師の増加があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

今では、どこの病棟にも1人はナースマンがいるのが当たり前となっています。

それでも、男性看護師はまだまだ不足していると私は思います。

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人手不足解消へ、看護師人数が約3倍となる

1992年(平成4年)に「看護師等の人材確保の促進に関する法律」が施行されました。

この法案は、看護師不足が社会問題となったため国をあげて看護師を増やそうということでできた法律です。

今でも、看護師不足は解消されていないとも思いますがそれでも平成の30年間で看護師数は約3倍になったと言われています。

 

 

厚生労働省の参考資料によると、「医療従事者の需給に関する検討会」で看護師数について、以下の報告がありました。

2016年(平成28年)時点で就業している看護師数は121万665人であり、平成当初からは約3倍も増えている。

看護師数の増加に伴い、看護師になろうとした動機にも変化が出てきたと言われています。

昭和の時代には、高い志しをもって看護師になる人が多かったと言われています。

それが、平成になってからはバブルが崩壊し、不況となり就職難となりました。

そんな中で、看護師は安定した職業であることから志望する人が急増しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、「子供の頃から、人の役に立ちたくて絶対に看護師になりたかった。」「看護師以外の職業に就くなんて考えられない。」というのが昭和の時代。

一方で、「安定している仕事だし、給料もまあまあだから看護師で良いかな。」「他にやりたいことがないから手に職をつけておこう。」そんな感じが平成の時代。

まあ、私から言わせれば動機なんてなんでもいいんですけどね。

大事なのは、やるからには責任をもって看護師の仕事をまっとうしているかだと私は思います。

看護師の専門性増す、准看護師減、4年制・大学増加、認定看護師制度、特定行為研修制度など

准看護師も看護師も実際やることはそんなに変わらない実情もあるなかで、昭和から平成に入って准看護師ではなく正看護師の資格を取ることが推奨されるようになりました。

昭和の時代は、准看護師も珍しくはありませんでしたが平成に入り准看護師の養成校は次々と廃校となっています。

 

 

 

 

 

 

 

また、3年生の専門学校や短期大学出身の看護師はまだまだ多いですが今後は変わって来ます。

看護師の資格を取るまでに3年間の学習では足りないとのことで、4年制が推奨されており全国各地で新たに看護大学ができています。

 

 

 

 

 

 

 

 

認定看護師と言われる、特定の分野のスペシャリストは昭和の時代には存在しませんでした。

1995年(平成7年)に、「認定看護師制度」ができました。

今では、ある程度の規模の病院であれば、どこでも認定看護師がいる時代です。

 

 

さらに、医師不足を補う必要性や超高齢化社会の到来への対策として取られたのが「特定行為に係る看護師の研修制度」です。

さまざまな反対意見など議論を重ねるなかで、2014年にこの特定行為研修制度の仕組みが整いました。

「令和」の時代には、当たり前のように今までは医師が行ってきたような医療行為を行う看護師が増えてくるでしょう。

病院の紙カルテから電子カルテへ

これも看護師にとっては大きな変更です。

昭和の時代は、医師の汚い(あっ、失礼しました。達筆な)文字や英語が読めずに苦労することが看護師の日常茶飯事でした。

今は、ほとんどの病院が電子カルテを導入しています。

これにより、パソコンの扱いに苦労する年配の看護師も増えました。

令和は病院、看護師もIT化、テクノロジーとうまく融合していくことが不可欠

時代はどんどん進化します。

iPS細胞、再生医療の分野は楽しみで仕方がありませんし医師の診療もAIが画像診断する、医師が遠隔診療を行えるようになる、ロボットが手術をするなどなど今ではまだ考えられないことが当たり前のようになってくるハズです。

医療の分野だけではなく、深刻な人手不足が叫ばれているのが「介護」分野です。

介護分野にもテクノロジーがどんどん浸透していくはずです。

そうでなければ、超高齢化社会を日本は乗り越えることができません。

時代は変わっていくのに、我々看護師は変わらないでいるのではどんどん時代遅れになっていきます。

このサイトでは、医療や福祉、看護師・介護福祉士の最先端の情報もお伝えしていこうと思います。

「令和」の時代も、みなさんよろしくお願いします。


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