本日の日本経済新聞一面に大きく載っている記事はこちら↓
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2014年に保険適応された「オプジーボ」は抗がん剤、当初はなっ、なんと1回130万円の超高額医薬品。オプジーボ治療をしっかり行った場合、年間で3500万円にもなり当時随分話題になりました。

超高額医薬品の開発競争は世界中で巻き起こっています。

日本では保険適応されるかどうかが非常に重要で、自己負担100%では超高額医薬品には手が出ない、富裕層以外はそもそも選択肢にも上がりません。

 

さて今回のニュースはとんでもないインパクがありますね。

アメリカで1回5200万円の値が付いた白血病治療薬を日本で使用できるように審査を厚生労働省に申請、年内に承認される見通しとの事。

超高額医薬品の申請を今回行ったのは、                  ノバルティスという会社で、                       新薬の名前は「キムリア」。

キムリアとはどんな薬かというと、免疫細胞を活用して白血病治療の高い効果が望めるバイオテクノロジー新薬である。

世界中に超高額医薬品キムリアは広まっており、先月8月末にヨーロッパでも承認され4000万円以上の高値がつく見込み。

ノバルティスとはどんな会社か?

ノバルティス(Novartis International AG)は、スイス・バーゼルに本拠地があり、1996年に設立された国際的な製薬・バイオテクノロジー企業である。

今回のノバルティスのキムリアという高額医薬品を含めた主な開発競争を示した表がこちら↓
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高額医薬品が患者を救うのは素晴らしいことであるが、一方で問題が。

日本は、薬機法承認の新薬は基本的に保険適応となる。3割が患者負担、7割は保険でまかなう。

日本経済新聞に、超高額医薬品キムリアの例が載っている。

キムリアの薬価が5000万円とした場合

年収370万~770万円未満の普通のサラリーマンの水準の家庭の場合

月の自己負担は60万円

残り4940万円は保険から支払われる

高いけど良い薬だから保険適応だし治療受けたい

超高額医薬品の利用が増えて保険から支払えるお金が無くなる

『保険料を引き上げる』しかないな

看護師さんならわかると思いますが、超高額医薬品が患者を救う一方で、保険料がどんどん引き上げられる。というか、今現在もどんどん引き上げされて皆さんの家計を圧迫しています。

超高額化社会を迎える中で、社会保障費をどう抑えるか国は必死。

そんな中で超高額医薬品をどこまで取り入れるのか。

これはなかなか難しい問題です。

問題解決にはどうしたら良いか。

①超高額医薬品開発会社に薬を安く販売してもらう。→いやいや超高額医薬品の開発、製造に多額の費用が掛かっていてこれ以上下げられません。

 

②患者が救われるならいくらでも治療を受けてもらいたい。国の社会保障費にもっとお金を掛けよう→いやいや、軍事費、公共事業、子育て支援などなどお金が掛かっていて、毎年入って来る税金より、出ていくお金が2倍にもなり国債といって国が借金をして成り立っているのが日本です。医療費に回すお金はありません。とりあえず保険料はどんどん増やしますよ。

③薬の値段は安くならないし、国もお金出せないなら、超高額医薬品の自己負担を増やすしかないか。→いやいやそれじゃあ富裕層以外は治療が受けられないじゃないか。

④どうしようもないから超高額医薬品の開発はやめてもらう。→いやいやそれじゃあ医学の進歩は止まっちゃうよ、救われる患者が減っちゃうじゃないか。

 

どれもなかなか解決には向かわないですね。

 

と、答えは出ません。

 

強いて上げれば、自分が病気にならないよう健康を維持することくらいか。

また超高額医薬品のことは何かニュースがあったら取り上げますね。

最後まで読んで頂きありがとうございました!


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